2012年3月10日土曜日

あれから1年・・・・・今、私たちにできること

もうすぐ、3月11日です。
早いものであれから1年が経とうとしています。

東京や被災地以外で暮らす私たちには、
あの日以前の暮らしが戻っています。
今年の冬は、特に寒さが厳しかったですが、
自分たちの家でお正月を迎えることができましたし、
計画停電も今年は行われていません。

3月11日を前にして、最近、
被災地の今を伝える番組を多く目にします。
そこに映し出されるのは、
未だに多く残る瓦礫の山であったり、放置される建物であり、
そして、その場所で力強く生活している人たちです。

震災直後は、義援金や支援物資など、
今すぐに必要とされるものでの応援が第一でした。
しかし、1年が経とうとしている今、
別の形での支援を考える時でもあります。

日本トリム体操協会では、トリム体操を通じて、
被災地で暮らす皆様の健康維持、また仮設住宅での生活で、
新たにお付き合いの始まった方々との仲間作り(交流)の一助に
なれないかと 考えています。
4月から始まる新年度の事業計画には、
被災地でのトリム体操指導と指導者の育成、
その為の予算を組み込もうと、現在、作成中です。

協会の力は、本当に微力です。予算も動ける人員も限られています。
会員の皆様、各クラブの地域の皆様に、
ご協力とご支援をいただきながら、今、協会にできること、
そして所属する一人ひとりの指導者にできることに
全力で取り組んでいきたいと思っています。

今一度、自分にできることを考え、
そして行動に移していきましょう。
私たちにできることは、きっと、まだまだいっぱいあるはずです。