もうすぐ、3月11日です。
早いものであれから1年が経とうとしています。
東京や被災地以外で暮らす私たちには、
あの日以前の暮らしが戻っています。
今年の冬は、特に寒さが厳しかったですが、
自分たちの家でお正月を迎えることができましたし、
計画停電も今年は行われていません。
3月11日を前にして、最近、
被災地の今を伝える番組を多く目にします。
そこに映し出されるのは、
未だに多く残る瓦礫の山であったり、放置される建物であり、
そして、その場所で力強く生活している人たちです。
震災直後は、義援金や支援物資など、
今すぐに必要とされるものでの応援が第一でした。
しかし、1年が経とうとしている今、
別の形での支援を考える時でもあります。
日本トリム体操協会では、トリム体操を通じて、
被災地で暮らす皆様の健康維持、また仮設住宅での生活で、
新たにお付き合いの始まった方々との仲間作り(交流)の一助に
なれないかと 考えています。
4月から始まる新年度の事業計画には、
被災地でのトリム体操指導と指導者の育成、
その為の予算を組み込もうと、現在、作成中です。
協会の力は、本当に微力です。予算も動ける人員も限られています。
会員の皆様、各クラブの地域の皆様に、
ご協力とご支援をいただきながら、今、協会にできること、
そして所属する一人ひとりの指導者にできることに
全力で取り組んでいきたいと思っています。
今一度、自分にできることを考え、
そして行動に移していきましょう。
私たちにできることは、きっと、まだまだいっぱいあるはずです。