2011年6月5日日曜日

東日本大震災被災の皆様にトリム体操を

協会では、いつでも、どこでも、だれにでも出来るトリム体操が、
震災で避難しておられる方々の健康管理や、運動不足の解消に
役立つのではと考え、その方法を検討しておりました。
そんな折、4月24日に開催の
「東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト」
(於立正大学石橋湛山記念講堂)に役員2名が出席し、
被災者、関係者から災害の状況・生活事情を直接聞く事が出来、
改めて、支援の思いを強くしました。
また、「NPO九州トリム体操協会」からも、
被災地への支援に赴きたいので、当協会の協力を得たい旨の
要請がありました。

そこで、当協会として被災地の状況を把握するため、
まず設立総会で助言をいただいた方を訪問することを決め、
5月10日、11日に協会役員3名が、仙台市を訪れました。

仙台駅構内は、ボランティアの人たちなどで騒然としていました。
駅近くのNPO榴岡事務所で情報を入手し、レンタカーで
被災地をまわりました。
市内から仙石線にそって、多賀城、塩釜、松島、石巻市の街の
被災状況を目の当たりにして唖然としました。
筆舌に尽くしがたいとは、このことを言うのだと感じ、
胸の底から熱いものがこみあげました。

午後からは、約束していた宅老所(おひさまクラブ)を訪問。
震災後の高齢者のケアや、支援事業の難しさ等、貴重なお話を
伺いました。
その難しい条件を踏まえた上での対策を検討し、支援活動に
賛同していただける方々との連携を密にしながら、
活動を展開したいと考えます。

言うは易し、行うは難しとは思いますが、一人でも多くの方々が
笑顔を取り戻され、お元気になられるよう力を注ぎたいと思います。

仙台の山は美しかった。あの風光明媚な大自然に抱かれて、
被災者皆様がゆったりとお過ごしになられる日が一日も早く
訪れますよう、お祈りいたしております。