2011年8月11日木曜日

被災地でトリム体操を!!

7月29日から8月2日にかけ、日本トリム体操協会の
役員4名が東日本大震災の被災地を訪れました。

今回は、被災地でトリム体操を指導するとともに
NPO九州トリム体操協会及び佐賀県・有田町町議会で
集められた支援物資を届けることを目的に訪問することに
なりました。





支援物資を積んだトラックの前で




皆さんでトリム体操をやっていただきました



訪問の様子が、8月2日付の東海新報で報じられました。
以下、その記事を原文のまま紹介します。


磁器の里から支援物資
有田焼の和食器セット 気仙沼市の被災者に

佐賀県有田町に事務所を置くNPO九州トリム体操協会
(岩永愛子理事長)から気仙沼市の被災者に先月末、
日本を代表する磁器「有田焼」の和食器セットが贈られた。
磁器の里からの心のこもった支援に、物資を受け取った
被災者から感謝の声が上がっている。

今回の支援は、「被災者の健康管理や運動不足の解消に」と
同協会が沿岸からの被災者を受け入れている花巻市内の
避難所でトリム体操の指導を行った際、同市地域婦人団体
協議会の平賀喜代美会長から「食器が足りなく、困っている」
という大船渡市地域婦人団体連絡協議会の話を聞き、計画
したもの。
同協会では有田町議会の支援を受け、同町内の会員や
有田焼工場に物資提供を呼びかけた。
その結果、大皿や小皿、茶碗、急須など和食器が6点セットで
約1500組、布団が約60組集まり、平賀会長宅へ郵送した。

その後、同協会の岩永理事長(日本トリム体操協会長)をはじめ
とする協会関係者、有田町議会の諸隈英博議会運営委員長らが
マイクロバスで32時間かけて本県入り。
花巻市内で和食器セットなどの支援物資をトラックに積み込み、
平賀会長らとともに30、31日の両日、気仙沼市を訪れた。
陸前高田市では市内6ヵ所の仮設住宅を回り、入居者に必要数の
物資を提供。
大船渡市では、市地域婦人団体連絡協議会の佐藤ヒサ子会長や
単位会役員が諸川町の下富岡公民館で一行を出迎え、物資の
引き渡しを受けた。

このうち、同協議会では引き渡し作業のあと、市内の被災状況や
被災者の生活の様子などを岩永理事長らに説明。役員らはトリム
体操の指導を受け、心身の疲れを癒した。提供された和食器セット
などの支援物資は、各単位会が被災した会員世帯に配布した。

佐藤会長は「私たちの組織でも多くの会員が震災で亡くなり、未だに
総会も開催できない状況。こうした中で、トリム体操協会、有田町の
皆さんの支援はありがたく、本当に感謝しています。このご恩を忘れ
ず、いつか婦人会として恩返しがしたいです」と話していた。
諸隈議会運営委員長によると、有田町では全国知事会の申し合わ
せで気仙沼市の支援を行っており、これまでに和食器セット2万組を
贈っているという。
(8月2日 東海新報)





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